当店での扱い樹種は限られておりますが、細々と販売しております。
安定のエキゾチックカラーと変態杢はメキシカンココボロにお任せください。
自家製材できる原板があるうちはこの価格帯で販売します。
柾目のホンジュラスマホは最強トーンウッドのひとつです。
さほど古いモノではありませんが(口伝約30年前の輸入材)、原産地産ならではの色、目の詰まりがチャームポイントです。
次回は久々にハワイアンコアを作ってみます。(需要はあるのか?)
ずっと、産地がよく分からなかったのですが、色々な情報を整理すると、パプアニューギニアあたりから来たようです。
広幅がとれるので一枚板テーブルとして輸入されたのでしょうが、トーンウッドとしても悪くありません。
ウクレレ用にセッティングして近日追加販売予定です。(6ピース換算20セット目標)
心材ベースはサンドベージュ~アイボリーですが、芯周辺の色付きタイプ(通称チョコレートハート)が特に人気です。
所々にUMAも現われます。
見た目の素朴さと違って、なかなか手強い繊維質の塊です。
製材親方曰く、切れないカッターで段ボールを捌いているような感じとのこと、鋸の目立てをしても変わりがありませんでした。
軽くて強い素材、これって音が良くなる予感満載です。
近所のホームセンターにシェルフボードと称したマンゴーの板が売られていました。
サイズ、形状からして端材の有効活用なのか、縦横自由に接ぎ合わされています。
made in INDIAとのことですので、原木もインド産でしょうね。
そもそもインドはマンゴーの原産地かつ世界最大の生産国なので材木も豊富にあると思われます。
当方扱いのマンゴー材は、パプアニューギニア産(推測)のチョコレート含有多め↓、
そしてハワイ産↓がございます。
以前から気になっていた3M社の“ファインウッド”をフリマサイトで格安購入しました。
定価で買うとなかなかの高級(価)素材ですので、端材(施工後残材?)放出は有難いです。
自宅内プチリフォームに使います。
”ファインウッド”は、接着剤付きなんちゃってウッド(プリント塩ビ樹脂)でして他にも多彩な樹種、杢、色があります。
木目だけでなく、メタル・ストーン・テキスタイル・レザー・セラミックなど何でもありです。
初めてこの商品の存在に気づいた時、当方屋号に文句言われないかと心配したのですが、今のところ何もありません。
こちらはリアルウッドを扱っておりますので、フェイクでは分が悪いと思われたのでしょうか?そもそも気づかれてもいない?
まっ、戦っても勝てる相手ではありませんので、いくらかこんにゃく包んでいただければ、こちらは改名もやぶさかではありません。5Mにしたろか。
今月はお盆進行のようで、いつもより早めに販売中です。
FWの好きなストラトサウンドはこちら。
1980年の懐かしCMからどうぞ。
余談:
歳をとって社会的な仕事が一段落、人生のアディショナルタイムを持て余さないようにするには「きょうよう」が必要だと言われます。
この場合、教養ではなく今日の用だそうです。
エレキトップに使えそうなコアの突板を追加でアップしました。
追加と言いましても、新たな入荷ではなく、在庫整理中に出てきたものです。
なにぶん存在が薄く、すっかり失念しておりましたが、突板としてはこれでも分厚い方(約0.55mm)になります。
最近やっと入手したエイちゃん紙幣が厚さ0.1mmでしたので、一枚当たり5万5千円分?になります。
気になる方は、財布の中身でご確認ください。
ヴァイオリンより一回り大きなヴィオラサイズのスプルースです。
伊フィエンメ渓谷・Ciresa(チレーサ)社のファーストクオリティ/マスキアート(ベアクロー)になります。
一部はすでにウクレレ用に挽き割りました。
このままヴィオラ用にお使いになる方、早めにご連絡ください。
東南アジアに資源が集中している縞黒檀=ストライプドエボニー色々です。
FWで扱いのある種類だけですが整理してみました。
代表的なインドネシア産マカッサル(Diospyros celebica)くん。お数珠からそろばんまで最も身近な縞黒檀です。
こちらはフィリピン産のカマゴン(Diospyros discolorなど)、マカッサルに比べてベースの赤茶面積が広いのが特徴です。
お次はムン(ムーンじゃないよ)エボニー(Diospyros mun)、複雑多岐な網目が特徴です。
そして白黒くっきりのラオス産ペールムーン(ブラック&ホワイト・Diospyros malabarica)超堅物です。
続いてマレーシアンブラックウッド(Diospyros ebonasea)、エボニー類の中では軽量です。
最後は国産の柿(Diospyros kaki)、スポルテッドした黒柿部分です。
※カキノキ属メモ
カキノキ属の木をパーシモンと呼ぶことがありますが、それは実が食用の場合で、材木として使う場合はエボニーと呼ぶのが一般的のようです。
久々の木フェチ図書案内は、昭和モノクロ写真集です。
“銘木”業界のレジェンド、篠田銘木店さんが監修された銘木解説、資料写真集になります。(昭和45年発刊・500部限定)
明治24年に東京京橋で創業された同社は、最盛期には国内数カ所に支店を設けられ、国産材のみならず、いわゆる唐木分野にも手を広げられます。
同社で奉公された後、独立起業された方も多く、さらにはその次の世代にもスピリッツが引き継がれているようです。
銘木”誕生”の意味、これは銘木が自然に産み出されているものでなく、人の手が大きく関わっていることを表わしています。
木の成長過程におけるケアはむろん、成長終盤期における強制加工、伐倒、木取り、製材、乾燥、仕上げ加工など数代かけて施される長いプロセスです。
建築材としての銘木本ですが、貴重な林業、製材業の現場写真が多く掲載されており、萌える方も多いかと。
私はヤフオクで入手しましたが、まだ一冊だけ出ています。
ご興味ありましたら、こちらでポチってください。
以前紹介した、新潟は阿賀野川流域から発掘された欅(けやき)です。
目通りの良い柾目と濃厚カラーがウリです。
アコギB&Sセット、ウクレレフルセットがとれそうです。
ご興味ありましたら、お問い合わせください。
「神代木」は日本中の古い地層からサルベージされた土埋木の一種です。
中でも秋田/山形にまたがる鳥海山麓から出たものが有名で、北側地層から発掘された樹木を調べたところ
約2500年前の山体崩壊で埋没したものだと判明したそうです。
ただしこの年代特定は一例で、鳥海山産ないし神代木=2500年前の土埋木ではないこというまでもありません。
昨日のホワイトシカモアと同じヨーロッパ産のメイプル材、@20mmアーチトップ用ブックマッチです。
ヨーロッパのメイプルは約20種類くらいが知られていますが、総称して「ヨーロピアンメイプル」と呼んでおります。(サプライヤーの段階で)
この個体たちは、北米のレッドメイプルに似た強く深い杢、比重感、シュガーメイプルのような光沢が特徴です。
こちらでお求めください。
ドロップトップもあります。
の、原板在庫がついに無くなりました。
あまり白くないホワイトシカモアの入手に苦労することはありませんが、
この美白タイプはめったに見つからないのと、あっても大変高価なのです。
色差は伐倒から製材後の養生環境によることが多いようで、低温環境で迅速に乾かさないと黄ばんでしまう感じです。
の、柾目タイトグレイン、和風で云うところの糸柾(いとまさ)です。
目幅が狭いのは、栄養状態が悪く充分に成長しなかった(いわゆるヌカ目)、ゆえに木質は粗というのが一般論(広葉樹だけ?)ですが、
この個体については、軽くてハリがあり、サウンドボード材としておすすめできる品質です。
神代杉には緑がかったタイプ(火山灰土壌系?)と茶系がありますが、これはやや茶系にあたります。
材の質感は、色差ではなく、個体差によるのかなと感じます。
とある楽器製作家さんからの放出材、マダガスカル・ローズウッド(D.baronii)B&Sセット。
ミニギターやバリトンウクレレに使えそうなレアサイズです。
本来はこの↑ヨーロッパの古楽器用に木取られたものです。(名前を聞いたのですが失念しました)
紹興酒のかめ壺みたいだけど。
こちらでお求めください。
うちでいうところの「単品」とはブックマッチの片割れなどではなく、
トップ、バック、サイド、いずれかに使える材料を指します。
トップだけ派手に、異素材とのコーディネイトに、はたまたリペア用等々、適材適所でお使いください。
こちらでお求めください。
ウェブショップとしては、今のところコアだけですが、他の素材でも単品在庫あります。
先ずはお問い合わせください。
知り合いの木工家さん作、ハワイアンコアの茶道具です。
茶筒は中蓋まで共木で作られています。
茶筅(せん)は、これまた共木の筒に収められます。
茶匙(さじ)は、似寄りのコアで。
三点セットを引き立てる丸盆はマカッサルです。
結構なお点前でした。
一般的にこれがあると欠点と見なされ、製品はおろか、材木としても歓迎されません。
ある日、問合せで、こんな木はありますか?と尋ねられたのがこれでした。樹種はヨーロピアンアルダーのようです。
ここまで虫に喰われますと、ソリッドでもチェンバー効果があるような気もします。
残念ながら、このような木は一般流通では見つからず、ご用意することはできませんでしたが、
樹種しばりがなければ、建築古材屋さんや製材所の焼却炉周辺から見つかる気がします。
どこかで見かけられましたら、ぜひお試しください。
普通の木と比べてどこがどう違うのか明確に説明することは難しいと思っていたのですが、
世の中には奇特な方がいらして、すでに最高学府で研究が進んでいました。
ベリーズでの一コマ
すでに研究されているのは北米東部でサルベージされたメイプル材です。
今後、西海岸のレッドウッドや中米のマホガニーなどでもその特徴やノンシンカーとの違い、
そしてトーンウッドとして優位性があるのか否か、追研究が始まりそうです。
と、呼ばれる木はたくさんありますが、FWで唯一のそれはセイロン(or イーストインディアン)サテンウッドです。
交錯木理のプレーンなリボン杢やその中に細かい斑がびっしり出たタイプもあります。
明るい色目に反して、脂分を多く含んでいるので比重は高く(.9程度)仕上げるとさらに美しい光沢を放ちそうです。
家具材として18世紀後半に一世を風靡した木ですが、化粧板としての利用が多いためか、未だリクレイムできるような資源に出会ったことはありません。
当時はウエストインディアン(カリブ海)地域が主産地だった模様で、現在の流通材とは趣も異なると思われます。
ウクレレ材や、ハンドル、ペンブランクなどができそうです。
ご興味ありましたらお問い合わせください。
ここ数年、アコギだけでなくウクレレ材としても人気がある木です。
天然のバーンイン加工が独特の枯れた木味を与えてくれるおかげでしょうか。
木質成分と水中成分の反応によって起こる色変も魅力のひとつです。
写真は別注ウクレレ材ですが、他にも販売用が少量ございます。
詳しくはお問い合わせください。
材面の縦縞=グレインがはっきりせず滲んだように見えるコアがあります。
追い柾から板目に流れているのかと思いきや、思ったほどの変化はありません。
人生色々、木目も色々です。
ほとんどの方はシンメトリーな100%くっきりを選ばれると想定し、そのように木取ってみます。
こちらでお求めください。
別注のウクレレ材とペンブランクを作りました。
ペンブランクはベタ無地では面白くないので色気が残った部分を使いました。
ハワイならではのトロピカル感と渋さを兼ね備えた自称「パシフィックローズウッド」です。
木口を見るとこんな感じ、丸く削ると面白そうですね。
こちらでお求めください。
ローズ系のアコギ材在庫が乏しくなってきたので、ココボロを製材しました。
エキゾチックな板目「ムンク叫び」感がよく出たものもあります。
写真は製材直後です。お手元に届くときは色が濃変必至となります。
世界的物価高、円安下の今、海外サイトよりお買い得感がある価格で販売予定です。
こちらでお求めください。
ボディ材としてかなりよさげな軽量オオバマホガニーが入荷しました。
色や比重からして、往年の中米産(ベリーズorグアテマラあたり)かと思われます。
1本で0.5立米近いジャンボ角材から切り分けたものです。
柾目センター剥ぎ2ピース換算で6セットのみ
肩腰肘膝に優しいライトウェイト・マホガニー大好きです。
こちらでお求めください。
通勤途中の農地沿いに1本だけ立っていた棕櫚の木が伐られていました。
不思議な見た目の切断面には甘い汁?を求めて蟻がたかっています。
生家の裏にもこの棕櫚があったのですが、どうして実がならないのか子供心にずっと不思議に思っていました。
ヤシ科の木はたくさんありますが、英語圏では実がなるものをココナッツツリー、実がならないものをパームツリーとしてざっくり呼び分けているとか。
木としての興味は湧きませんが、いつも見ていたものが無くなると寂しいものです。
明日から第5弾が始まります。
期間は2024年6月1日から10月31日まで、なんと5ヶ月間の長丁場です。
ウェアハウスへお越しの際は、残高チャージお忘れなく。
夏場のご来店は涼しい午前中をオススメします。
現在販売中のモデルは、内部メカが一番上等(C社と同じとか)、リアルエボニーボタン、MOPドット入りの
ハイエンド仕様です。
わざわざそれを頼んだのではなく、それしか残っていなかったのでした。
数千セット?残った未組み立てパーツ、誰か買ったのかな?またどこかで会えれば良いのですが・・・
究極の入門ウクレレ教則本が発売されました。A4オールカラー136ページ!
著者はマルチ音楽家の海田祐樹史先生、最近はナレーター業までこなされているそうです。
収録課題曲はハワイアンのド定番から米津、あいみょん、YOASOBIまで網羅されています。
FWも少々お手伝いさせていただきました。
もちろん弾き方ではなくウクレレ素材のことで、当たり前か。
お近くの書店やこちらでお求めください。
大きなテーブル一枚板でお馴染みのシンガポール産マホガニー。
コスパの良さからか、まれに楽器材にも使われています。
この種を初めて見たとき、キューバンマホ(スモールリーフ)の植林材と紹介されました。
先日の産地不明キューバンマホ(推定ミクロネシア産・通称ハチバン)と並べてみます。
シンガポールは白桃のように美味しそうな色です。
現状、プレナー直後と思しき生木ですが、酸化すれば徐々に色付いてくるのではないかと思います。
の、ギター&ベース指板をウェブショップに追加しました。
それぞれ、プレーンな柾目ストレートタイプ、こってりしたフィギュアドタイプ揃っています。
現物確認はウェアハウスショップで可能です。
お気軽にお立ち寄りください。
あまり明るい分野ではないのですが、使えそうな座卓があったので取りに行きました。
サップが適当に残っており、加えて青カビも少々、いわゆる紅白青トリコロールなエレキトップなどが取れると思います。
花梨には多くの種類がありますが、甘い香りから察するにオオミないしインド種だと思われますが、確証はないです。
よく混同されているアフゼリア(Afzelia xylocarpa・mákʰâː mōːŋ/マカーモーン)ではなかったのでひとます安心です。
脚には細かいビーズウイング(蜂の羽根のような杢)がびっしり、これはこれで使えそうです。
リサイクル品にしては高額でしたのでいくつかに分割し、端材はペンブランクにして販売予定です。(一部ご予約済み)
ご興味ありましたらお問い合わせください。
材木としては木っ端、端材のような小さなサイズの材をこう呼んでいます。
小さいとはいえ、ペンブランクなら20本以上とれそうなコアを補充しました。
細かく縮れたカーリー杢は指先によく絡むかもです。
こちらでお求めください。
2インチ厚のデモノがあったので即、調達しました。
産地は・・・CITES規制下の新熱帯地域ではなさそうですが、少なからず遺伝子は受け継いでいるようです。
エレキ1Pボディには少々幅足らず(約310mm)なので、品薄気味のアコギ材を作って見ようかと思います。
アンティーク材とは趣が異なりますが、今、普通に入手できるものとしては最良です。(通称ハチバンマホ!)
の、中古ソプラノウクレレを買いました。
インナーラベルに「V.Maho」とスタンプされています。
発売時(約15年前)、確か40年以上寝かされていたヴィンテージマホガニー材とのフレコミだったと記憶しています。
本家ヴィンテージに似た見た目どおり、軽いボディ全体がよく響いています。
購入価格(2マンちょい)を考えると非常に良いお買い物でした。
うちにも似た素材があります。
コスパ抜群です。ぜひお試しください。
いつものグラフテッド材です。
カリフォルニアの農園からやってきました。
ほのかなピンクと殻色そのままのピスタチオグリーンがチャームポイントです。
アウトラインは木取り一例です。
レジン等で穴キズを埋めればバリエーションが広がります。
お求めはこちらでどうぞ。
ほぼ垂直本柾目の幅広材からトップ&バック1ピースで木取りました。
センター剥ぎ部分がミシミシとはがれてくる夢を見るTさんなど、ぜひお試しください。
そこそこ古さを感じさせる材です。
お求めはこちらでどうぞ。
インドの山奥からブラックエボニー/本黒檀指板入荷しました。
現地サプライヤーの多くが、伐りっぱなしのギザギザで送ってくる中、今回は両面プレナー、両木口ワックスシール済みの美し仕様です。
色、木目も文句なし、昭和放出材を思わせるプレミアムグレードです。
木取り角度によって、カールの見え方が異なります。
コア四方柾(追柾)↓は4面すべてに縮れが出やすいです。
二方柾目↓は、柾目に強く出ます。
これらはあくまで平面で見た場合の話です。
丸く削って曲面で見れば、また違った見え方になります。
こちらでポチって、削ってみてください。
世間様大型連休中(4/27~5/6)のウェアハウスショップ営業予定です。
今のところ、4/29、30、5/3以外は通常通り営業しております。
ただし、本能的に出かけることもありますので、必ず事前のご予約をお願いします。(今、ひばり駅なんですけど・・・はダメ)
※ご注意
連休中はラーメンJの大行列が予想されます。
歩道をかき分けてお進みください。
近所にずいぶん瘤々しい木がありました。
全身をたくさんの瘤で覆われています。
うちに一枚だけあるポプラくん、やっと乾いて収縮が落ち着いてきました。
近日中に瘤っ気が強い部分を製材してみます。
自然界の巨樹、巨木に興味がありますが、どれも直ぐ逢いに行ける場所でないのが悩ましいところです。
幸い、色々なまとめ本や写真集が出ていますのでしばしインドアで楽しみます。
最近、プライベートで知己を得た、巨樹(なおき)さん。
親御さんがどのような思いで命名されたのか気になります。
本日のおすすめはコアのエレキ・トップ材です。
ボディの肘があたる部分をスラント(エルボーカット)させたエレキギターがありますが、
この部分に沿うようトップ材を曲げた加工がドロップトップです。
材にある程度厚みがないと美しく見えないので、原板で最低7~9mmは欲しいところです。
材を分厚く確保するということは、自ずからコスト上昇に繋がるのですが、
美しい杢の流れを得るためにはご辛抱ください。
フラットトップで使う場合には、そこまで厚みを必要としません。
極端な場合には、コンマ数ミリの突板もありです。
お求めはこちらでどうぞ。
いつも海外から木を簡易包装(紙で包むだけ)で送ってくれるサプライヤーさんがいまして、
時により、破れて木がむき出しになっていたり、品物が傷んでいたりで改善を要望したところ、
今回は木箱の重装備となりました。(段ボールで包むだけで構わなかったのですが)
以前、カナダからスプルースを買った時、スプルース製の木箱で送ってくれたサプライヤーさんがいて、
それはそれで感激したのですが、今回は微妙な作りなのでお焚き上げ行きです。
中身の紹介は後日。。。
1セット(独立型×4個)限り、自分用に取っておいた未使用ですが売ります。
エボニーボタン、アバロンドット、そっ、ジェイクモデル用です。
図面はこちらをご覧ください。
下段のローラーが太い方です。
ご興味有りましたらお問い合わせください。
ペンブランクをのぞいて数年ぶりの入荷、いつものカリフォルニア産・プランテーション更新木になります。
違う品種のピスタチオを接木することでこんな見た目になるそうです。
ウォルナットより緻密で滑らかな木肌が特徴です。
追って、ウェブショップにあげます。
詳しくはお問い合わせください。
厚み1インチ弱のフレイムカール材入荷しました。
フリッチマッチのアーチトップや、挽き割って仕上がり@10mm強の分厚いブックマッチが作れます。
いわゆるファットドロップトップちゅうやつです。
ご興味ありましたらお問い合わせください。
ローズウッドは経時変化で表面が酸化して濃くなるものもあれば、退色し縞目が浮き立つものがあります。
ブラジリアンやこのマダガスカル(D.baronii)で後者の傾向をよく見ます。
ペンブランク卸売り(1樹種50本~)は別途ご相談ください。
長さ、角サイズ等のカスタムオーダー可能です。
屋久島に育つ樹齢1000年以上の杉だけが屋久杉で、それ以下の若齢樹は小杉と呼ぶそうです。
参考ウェブサイト:屋久杉自然館さん
楽器材、特にサウンドボードとしての屋久杉は油脂分が多いので適しているとは思えませんが、この小杉タイプは使えそう。
欠損した芯部を加えたとしても樹齢およそ300年といったところでしょうか。
一般的な杉の寿命が長くても500年前後とのことですので、充分オールドグロウス認定です。
ウクレレサイズになりますが、追ってウェブショップにあげます。
ご興味有りましたらお問い合わせください。
先日入荷した半丸太を短くカットしました。
お求めはこちらでどうぞ。
切り立ての木口断面はフレッシュパープルです。反対面はやや焼けているものもあります。
原寸(1000~1300mm)のままでも販売します。(数丁あります)
詳しくはお問い合わせください。
ベース地にビターチョコが練り込まれた”チョコレートハート”マンゴー追加しました。
ワイルド種に比べて当たり!が少ないので慎重に木取ります。
キルテッドメイプルはエレキ材からのおこぼれ。
ビッグリーフ種はソフトなのでウクレレにも向いています。
マダガスカルローズはシックな出で立ちのバロニーちゃんです。
ここ10年内では最高のセットが組めました。
原価高、円安の影響をもろに受けてなかなかの価格になっております。
お金を出しても買えなかったグレードですので、販売できて嬉しく思います(最近の言い回し?)
30年以上シーズニングされたオールドグロウス(老齢樹)材から木取っています。
ビッグアイランドのベテラン家具職人が保有していたものです。
全盛期の○リビーや、R.○イラー、○リングスなどに比べても何ら遜色ないと思います。
ここぞの一本にお使いください。
お求めはこちらでどうぞ。
半丸太くん、入荷しました。
40年以上シーズニングされたセミ古材をちびちび買ってきます。
同じくキングウッドと呼ばれるカマティージョ(メキシカン)と比較すると、
こちらは紫の質や木目がおとなしく落ち着いた印象をうけます。
現状L1000~1300mm前後、ウェアハウスでご覧いただけます。
ウェブショップではカットしてお求めやすくする予定です。
詳しくはお問い合わせください。
細かいレース模様が特徴のハワイ諸島産プランテーション木です。
今回のバッチは削っても深みのある色が残りそうで期待大であります。
豪州アボリジニさんのおやつだったマカダミアは19世紀末にハワイに持ち込まれました。
20世紀半ば、Mauna Loaブランドなどを作った日系人にチョコレートをぶっかけられたことにより
一躍ハワイ名産品となりました。
写真の木はどこの農園産かわかりませんが、美味しいナッツを供給し終えたあとの更新木です。
実だけでなく木も美味しくいただきましょう。
お求めはこちらでどうぞ。
FWでは、ウェブショップ掲出材以外の別注も常時お請けしております。
材種・杢傾向・ミニマムサイズ(W/L/T)・数量等お知らせいただければ、迅速丁寧にお見積りします。
※写真材は販売済み
無いもの以外すべてありますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
久々の入荷です。
お客様から、古くて軽くて原産地産の板目のワンピースを探せとご下命いただいたのですが、正直弱りました。
乾いた雑巾を片手で絞るような作業ですわと嘆いたら、そこを何とか・・・と言われ出てきた数滴がこれらです。
時代は推定70年代輸入、板目のワンピース、含水率10%前半完全乾燥、
もはやお代わりは望めそうにない品質ですが、シーズニングフィー込みの高価格が見合うかどうかです。
の紫檀、バーミーズローズウッド(Burmese rosewood)です。
サイアミーズより紅~オレンジ系にふれ、くっきりとしたインクラインがチャームポイントになります。
暴力的な重さは冬場の肘、膝、腰にこたえるので、細かくペンブランクサイズにしました。
国内では”手違い紫檀”が流通名ですが、そんな呼ばれ方をするような木には見えません。
ただ、この個体はブラジリアンに優良手違いされていましたが・・・笑
こちらでお求めください。
今までは、広幅といっても7~7 1/2インチどまりで、エレキ系にはそれでも充分でした。
せっかくの超ワイド板ですので、ぜひアコギにトライしてください。
B&S4ピース換算で数セットとれそうです。ナンでしたらトップもご用意しますよ。
詳しくはお問い合わせください。
ギターマガジン3月号、今月の付録はレッド スペシャルの原寸大ポスターです。
長年、このギターは廃マントルピース(暖炉周囲の装飾部材)からリクレイムされたマホガニーで出来ていると勝手に思っていました。
実際はネックのみで、ボディ表面はマホガニーの化粧貼りとのこと。(内部はオーク、集成材等)
バック突板の浮き、剥がれが黒テープで封印されている姿には、少々驚きました。(ポスター裏面でご確認ください)
しかし、素晴らしい音楽は、楽器の素材スペックなど関係なく紡ぎ出されるものなのですね。
で、そのホームメイドギターをずっと使い続ける、この方しかいません、感動です。
ウエスタン・レッドシダーの中でも色濃い目個体です。
濃いといっても、ミルクチョコ程度ですので特に重い、硬いといった印象はありません。
19世紀クラシックギターのような古色が味わえますぜ。
こちらでお求めください。
ハワイアン・コアの樽で仕込んだラム酒があるそうです。
なかなかのお値段ですね、
私はラミーで酔えるので必要なさそうです。
それより使い終わった樽、ドランクンコアが欲しいです。
2.24追記
コアは天地面だけで胴板はフレンチオークだそうです。
昨日、自宅インターホンが鳴ったので出たところ、モニター画面には厚着、キャップ、マスク姿の見慣れない女性が写っていました。
ヤクの売人だそうで、液体サンプルを持ってきたとのこと、試してみたかったので遠慮無く頂戴しました。
テレビで松井貴博氏が常飲を吐露されてから、すっかり枯渇していたYakult1000の宅配プロモーションでした。
それはさておき、昨年暮れにセン(栓)に関する問い合わせがありました。
ショップ実売中のギターボディ素材が栓かどうか見て欲しいとのこと。ネットで画像を拝見すると、間違いなく栓らしい特徴はあるものの、
私の拙い経験値では確たる答えが出せませんでした。
↓これは栓のセンらしい特徴が最も良く出た部分だそうです。(マルケイさん提供)
ギターマガジン誌「木材ハンドブック」中で、本家初期ストラトでの使用に関して、”囁かれている”と控えめな表現をしましたが、
個人的には100%、いやセン%間違いないと思っています。
新たに調達したエンシェント・ゼルコバを小分けしました。
表面は乾いているようですが、t3.5インチあるので深い部分は未知数です。
乾燥があまい欅を柱に使うと、家自体が歪むと言われるほど強いエネルギーを持った木ですので、
慎重にスライスする予定です。
ご興味ありましたらお問い合わせください。
主に銘木や建築材界隈で使う単位に丁(ちょう)というものがあります。
細長く製材された角材や板の数量をカウントするときなどに使われているような気がします。
本(ほん・ぽん)や枚(まい)と、どう使い分けるのか調べてみたところ、明確な答えはみつかりませんでした。
昭和時代に葬られたはずの尺貫法でさえ生きている業界ですが、それと丁とは関係なさそうです。
ちなみに英語だとピース(piece)だけでまかなえます。
本丸御殿復元工事 見学しました。(2017.12)
ということで、丁(てい)字路と同じく丁は現役です。
ぜひプロっぽく丁を使ってみましょう。用例:マホガニーの4インチ角材を20丁大至急!・・・とか
以前、塊からCNCでホジホジしてもらったホンマホのニアフィールドスピーカー(2.5インチユニット)です。
軽い気持ちで試作をお願いしたら、材料、パーツをのぞいても最高級の炊飯器が買えるくらいの大作になりました。
大橋塗料さん(≒大橋トリオ)で買ったウレタンオイルで仕上げたのですが、ええ色、艶してます。
加工してから5年近く経ちますが、木部の狂い、まったくありません。
良く乾いた極上の二方柾でしたが、それでも加工したら多少は動くと思っていたので、嬉しい誤算です。
肝心のサウンドは・・・欧州20万完成品と同じユニットを使ったのですが、昔の高級ラジカセのような音がします。
ハイレゾには、ほど遠いのですが、なんだか懐かしい音です。
そんなこんなで量産には至らなかったスピーカー・プロジェクトでした。
よさげな指板ブランク材が、少量ですが入荷しました。
インド産のトップグレードになります。
インド直輸入ものでは珍しく既に両面プレナー済みです。
ただし、まだ未乾燥、直ぐには使えません。
うちの調湿地下倉庫でじっくり寝てもらいます。
とっかえひっかえ、所有ギター&プレーを約2.5m前で堪能させていただきました。
ほぼ曲毎にチェンジされたのはナイロン弦、スティール弦、バリトン、ピカソ、謎のスモールニューギター、アイバニーズのセミアコ・フルアコ、ビザール風のソリッド、そしてラストはギターシンセサイザーで締めてくれました。
PM様ライブは96年の五反田ゆうぽうと以来、会場のブルーノートは移転後(98年)初という超ご無沙汰でした。
時の流れが早いのか、自分がトロいのか・・・。
いつまでも若々しいPM様のプレーを拝むことができ、たっぷり充電させてもらいました。
手鉋で仕上げた屋久島産まれのヤッくんです。
杢というのか、木目なのか、にぎやかな木柄がツルピカに輝いています。
あぶら症なので接着剤はそれ用の物になるかと思いますが、カスタムトップにいかがでしょうか。
こちらでお求めください。
なるべく物は増やしたくないのですが、必要に駆られて求めるものも多いです。
そんな中、最近のお気に入りを見てやってください。
こちらは自分から自分へのプレゼント、人生2個目のヘッドフォン、ゼンハイザーくん。
音質重視なのでケーブル接続し、うろうろしません。
この手(イヤフォン含めて)は恐ろしく高額なものも多いですが、これは中の下クラスです。
それでもライブ音源などを聴くと、会場感が半端ないです。これを買ってからスピーカーの出番が少なくなりました。
番外編、これは数年前に買ったネックファン?です。
去年のような猛暑下ではまったく役立たずでしたが、音がうるさいので、逆ノイズキャンセリングできます。
まだモトを取った気がしないので、今夏も使います。
次回は木材ネタを書きます。
天地二方柾のマサランデューバをペンブランクに切ってみました。
木端側には綺麗なロゼ色が現われました。
↑これって何かに似ていると思ったら、
この間、知り合いから一切れパクったビーフカツカレーat 珊瑚礁でした。
BR.キングウッド、エンシェントゼルコバ、ココボロも入荷しています。
古いブラジル産セドロ材をウクレレネック用に小分けしました。
昔の中米産ホンマホのような絶妙エア感を持った木です。
クラシックギターのネック、いや棹がこれ一択な理由がなんとなく分かります。
セドロといえば、別名スパニッシュシダーと呼ばれるとおり、独特の針葉樹的芳香があるはずなのですが、
このバッチからはほとんど香りを感じません。古すぎる?人工乾燥でトんだ?、原因はわかりませんがセドロには違いありません。
こちらの材はオーダー品ですが、別途お好きなサイズで製材可能です。
詳しくはお問い合わせください。
これまでFWで扱ってきた(第一位は除く)木材の生育年代を比較してみました。材として木工用途に使えることが条件です。
あまりに年代差がありすぎて、比較の意味が微妙なラインナップになりました。
第6位:推定100年前~・シンカーウッド各種(北中米)・湖沼、河川など
第5位:推定200年前・リクレイムド・キューバンマホガニー(西インド諸島)・アンティーク家具など
第4位:推定1000年前~・神代木各種(日本)・火山地域土中など
第3位:推定4~7000年前・ボグオーク(ヨーロッパ)・湖沼泥土中など
第2位:推定5万年前・エンシェントカウリ(ニュージーランド)・永久凍土層
第1位:推定500万年前・仙台埋もれ木(日本)・亜炭層
ギター名盤のランキングはこちらでどうぞ。
本日はドロップトップ用のシュガーメイプルのご紹介です。
昨日の見出し「偽芯」は”芯”じゃなくて、”心”じゃないのかとのご指摘をいただいたのですが、
材の白身部分に芯に近い色が出ているので、偽”芯”と呼ばれていると理解していました。
白身をサップ(白太・辺材)扱いとすると、偽”心”でもあり、どちらでもOKのようです。
お役所関係の書類では、「偽芯」とされていますので、当方ではそれに従うということで・・・。
※今年から、エレキ・メイプル材についてはアーチトップ用とドロップ/フラットトップ用に売り場を分けております。
芯でもないのに、芯材の様に色付いている部分をこう呼びます。
文字どおり、ニセの芯という意味です。
ホワイトアッシュ、トチ、メイプルなどでよく見られますが、名前からしてどうもイメージが良くありません。
暮れに入手したシュガーメイプルが大当たりでした。
偽芯部分は物性が異なるので使いづらいと言われますが、Eギターのように装飾用途であれば特段問題はないかと・・・。
疑心暗鬼(疑う心を持つと鬼が見えるそうです)にならずキャラクターを生かしたフィニッシュでよろしく哀愁です。
こちらでお求めください。
人気樹種のペンブランク材を追加しました。
削るとどうなるかわかりませんが、丸くなった姿を想像して選択ください。
次回はBRキングウッド、マサランデューバ、マダガスカルローズ(D.baronii) あたりを切ってみます。
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今年の初入荷はホリーウッド(アメリカン)のプレミアムグレードです。
楽器材としてだけでなく、代替象牙としてカービングなどクラフト用にも人気があります。
何しろフシが多い木なので、欠点の少ない個体、部位は有難いです。
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