イングルマン

本場カナダ産の極上イングルマン・スプルースが入荷しました。

サプライヤー社長曰く、「名だたるギター製作者の多くがジャーマン種に見切りをつけ、

イングルマンに代えてるで」とのこと。

確かにジャーマン種は、産地が広範囲化し、木味がずいぶん異なってきています。

目幅は中庸ですが、乱れが少なく全体の均質感が高いです。

色は真っ白ではなく、オフホワイトといった感じ。

乾燥がややあまく感じますので、この後、知人木工家が導入した低温乾燥窯に入ってもらう予定です。低温でゆっくり乾かすことにより、木質成分を破壊することなく、その良さをさらに引き立たせることができると踏んでいます。