FWガキの頃、ヤングギター誌の広告に涎を垂らしていた楽器屋さんからリクエストがあり、ダメもとでトライしてみました。
お題はホリーウッド、ヴィンテージLPタイプのヘッドストックベニア材です。
ヘッドエッジの塗装が剥げ、露出する白い部分がこの木です。
通常は突板(木をぶよぶよに蒸した後、鋭い刃物で突き剥く)が用いられますが、今回はあえて、割板です。
鋸刃をビンビンに研いでもらい、そっと皮を剥ぐように板を押し当てていきます。
緻密な質感の木ですので、慌てなければ比較的安定して製材できます。
仕上がりは1.0~1.4mm前後、これ以上の製材精度を求めるのは無理なようです。
ちなみに1mmの板をとるのに、約1.5mmが切り粉になります。(笑、いや泣)
結論、多少質感がしょぼくても突板を貼った方がはるかにリーズナブルにできそうです。
せっかくなので枚数限定販売中!
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