木材水分計

を、新調しました。

以前は海外製薄板用を使っていたのですが、今回は期待の純国産品です。型落ちモデルゆえお手頃価格で買えました。

今回の機種は測定深度を10mm~40mmまで自由にセットできます。つまり厚さ20mmから80mmまでの板のちょうど中心部あたりの含水率を測定できるわけです。もちろん比重高低も設定できます。試料に近い比重の材をスペーサー代わりに挟めば10mm以下の薄板でも測定可能だと思います。逆に深度セッティングを間違うと測りたい板ではなく、その下の作業台を測っていたなんてことになるので要注意。

ネットで「木材水分計」を検索すると、電気抵抗式、高周波式など色々なタイプが出てきます。私の経験では、数千円で買えるピンを木にぶっ指すタイプなどは、誤差云々以前の問題でほぼ使えませんでした。薪の乾燥具合の目安程度なら使えたのかもしれませんが、トーンウッド用には少々値がはっても精度が高いものをおすすめします。