を、知っている人はそれ相応のお年頃かと拝察します。
芥川賞作家でありながら、雀士で、観相術の大家でもあることは有名ですが、
戦前からクラシック音楽に造詣が深く、同時にオーディオにも血道をあげてこられたことはあまり知られていません。
本日は、実際に愛用された機器類でレコードコンサートが開催されると知り、隣町のふるさと文化館に自転車で行ってきました。
FWが高校生のころ、氏のオーディオ著作(下写真)で見た憧れの名機がそっくりそのまま寄贈され稼働していました。
イギリス製のスピーカー、アメリカ製の真空管アンプ、ドイツ製のアナログプレーヤー&カートリッジなどなど。
今回はブラームスを聴く回です。クラシック音楽は長くて苦手です。
お嬢さんは父上の留守中にレッドツェッペリンやフリーをボーイフレンドと聴いていたそうですが、
さすがにそれをリクエストするのは無理そうでした。
氏は著作の中で、一般家庭でレコード音楽を聴くには最高のシステムと自負されていました。
とはいえ没後40年が過ぎ(今年は生誕100年!)、主なき機器の状態が気になりましたが、しっかりメンテナンスされていました。
往年の音は、こんなものではないだろうとも思いましたが、先ずは現存していることに大感謝です。
FWのオーディオ備忘録にお付き合いいただき有難うございました。
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