”セン”というのは「栓」、楽器業界では”ジャパニーズアッシュ”とも呼ばれている木です。(アッシュとは無関係)
古くから国産楽器ボディ素材の一つですが、本家54年製ストラトにも、センボディがあるという説が存在します。
業界先輩からその説について意見を求められたのですが、私はその説自体を知らなかったので焦りました。
センを嫌というほど見てきた先輩曰く、冬目と冬目の間に見られる斑がセンの最大特徴だそうです。
その情報をインプットしたうえで、ネット上で見られるいくつかの54年製個体を凝視してみますと、確かにセンっぽい個体が存在します。
センだからといって楽器自体の価値が下がるとは思いませんが、販売サイト内で当然のように”アッシュ”と表示されるとやや戸惑うレベルです。
同じような境遇のササフラス材は、すでに復興販売されましたが、セン説が事実だったとしても新たな動きはないでしょうね。
万が一に備えてセンを確保しておくか? いや、それはしまセン。どうもこの手の木にはときめかないので・・・。
もしどうしても必要でしたらお知らせください。(やっぱり売りたいのか)
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