もうピークは過ぎたようですが、毎年初夏に各地の街路樹や公園で綺麗な紫色の花を咲かせるこの木。
この木をめぐっては、何ともバツの悪い思い出があります。
思い起こすこと今から12年前、不肖FWが木材系なんちゃってライターとして初めて世に出た時のことです。
この号で私は、撮影用に特徴がよく出た板を揃えたり、取材対象になりそうな方をリサーチしたり、僭越ながら他の方が書かれた文章をリライトしたり
といった仕事を拝命したのですが、そのほか全体もちゃんと確認してねと、編集者から念を押されていました。
そんな中、問題が起こります。”Tonewood Map”と称して世界地図上に紹介樹種の立木イラストをはめ込んだページがあったのですが、
南米ブラジルエリアに、見事この紫花を満開させた立木がおさまっていたのです。はい、ブラジリアンローズウッドは白っぽい花を咲かせます。
(当該号お持ちの方、お時間あるときにでもご笑見?ください、P33です。)
発刊後に読者の指摘により気づくというおそ松くんな有様で、その連絡をくれた編集者氏と一緒に落ち込みました。
文字ばかりに気をとられ、イラストまで見ていなかったのが原因ですが、今から考えても痛恨の極みです。
そんなことで、この一件以降、私は絶対にブラジリアンローズウッドのことをジャカランダとかハカランダと呼ばない(書かない)ことにしました。
そもそも、楽器業界以外では使いませんし、英語圏では通じないワードですので何も不便はありません。
誠に情けないジャカランダ違いの話でした。
気を取り直して猫山ひろみさんによる都内ジャカランダ探訪でも見ることにします。
コメントをお書きください