とは、国際自然保護連合(IUCN)が作成した絶滅のおそれのある野生生物のリストを指しますが、
他にも各国所管政府機関(日本なら環境省)や都道府県が作成したデータもそう呼びます。
CITES(ワシントン条約)が絶滅のおそれがある野生動植物の国際間取引に関する条約であるのに対し、これらはあくまでデータリストです。
↑ブラジリアンローズウッドはVU(危急・絶滅危惧Ⅱ類)ランク、上(絶滅)から数えて5番目、下(低リスク)から3番目の微妙なポジションです。
※DD(データ不足)、NE(未評価)は除く
楽器材としてはホンマホやアフリカンエボニー、インディアンローズなども同じくVUランクとなっています。
キューバンマホガニーはNT(準絶滅危惧)、BRチューリップウッドについてはLC(低懸念)といった軽い扱い。
一方、ココボロやホンジュラスローズなどはCR(深刻な危機<近絶滅種>絶滅危惧IA類)となっています。
比較的近年になって登録された樹種も多いので、徐々に整理されていくことを期待します。
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