カーリーにあらずんばコアに非ずのように思われがちですが、ほとんどの個体がプレーン(素杢)であることを忘れないでください。
ウクレレの表裏がワンピースで取れるセットができました。濃淡はっきりしたモカケーキタイプです。
こちらでお求めください。
の、アコギ材を切りました。
製材後にブックマッチにするのが楽しみな木、第一位です。
リバースすると賑やかパターンに。
もういっちょ
同じくリバースすると
先に製材したサイド材の紅葉が進んでいます。
海外での高騰が著しい材のひとつですが、FWではt60mmの原板が数枚あります。
しばらくは良コスパセットをお届けできそうです。
ご要望があり、アンティーク(100年以上前の)なホンマホを製材したつもりだったのですが、挽き割ってみたらキューバンマホでした。
普通なら喜ぶところなのですが、今回は戦前のスモールマホギター・レプリカ向けでしたので結果よろしくありません。
次回は必ず本マホ切ります。(アテはあるので)
アンティーク・キューバンマホガニーはこちらでどうぞ。
※この写真の個体は別途お問い合わせください。
トリコロールなトップ材がとれました。
オーソドックスに赤身合わせでも良いのですが、青変やバールキャップ部を活かしてレジン注入もありかと。(やり方知らんけど)
共木で2セットあります。
こちらでお求めください。
ブラジリアンローズウッドのスティック材です。昭和のデッドストック放出材になります。
本来意図した用途はギターブリッジ×2なのですが、お箸、ステーショナリーなど他用途にも使えるかもです。
写真では分かりづらいかもですが、磨くと価格差ほど差違はないような気もします。
高樹齢で有名な木といえば、
ブリッスルコーンパイン(米)4765年、屋久杉2700年、シープレス(イラン)4000年、パタゴニアンサイプレス(チリ)3650年、イチイ(英)2000年、
セコイア(米)2300~2700年などが知られています。(根だけ古いとかは除く)
長寿番付上位は、針葉樹が占めていることがお分かりいただけるかと思います。
そんな折、テレビ番組を見ていたら興味深い木が出てきました。
某高級温泉宿の大広間に設えられた紫檀の床柱が推定樹齢2000年だと仰るのです。(公式サイトにもその旨記載あり)
外観は、丸柱で直径40~50cmくらいでしょうか、表面が加工されているので、原木はもう少し太かったかもしれません。
もしかして、巨大原木から丸柱に加工された可能性は・・・ないでしょう。
色も淡い感じですので、超オールドグロウスな趣を感じません。
うちの犬は50年生きているといっても誰も信じませんが、木の業界では大胆な話でもわりと伝承され続けたりします。
この床柱、真偽のほどは定かではありませんが、少し気になった銘木あるある案件でした。
皆さんは、この柱が樹齢何年位の木だと思われますか?
コメントください!
10年に近い数年ぶりの入荷、カリブ海生まれのハードウッドです。
少し長めサイズのリクエストがあったのですが、木管楽器ないしペンブランクサイズのみで恐縮です。
別名ジャマイカンエボニーないしグリーンエボニー、陽の光にあてると確かにモスグリーンに輝きます。
磨き上げた時の光沢やトゥルトゥル感は唯一無二です。
追ってウェブにあげます。
ご興味ありましたらお問い合わせください。
ハワイアンコアのそれです。
スタビ加工は、ドぎつい色に染めて材のアラを紛らわすのが一般的ですが、コアの場合そんな必要はありません。
手に持った感じはずっしり重く、スタビ汁が良く浸みこんでいるように思えます。
僅少ですがこちらで販売中です
シンカーレッドウッド特有の絣様変色は、木が持つタンニン分と水中(地中)の鉄分が結合して発色したものです。
個体によって発色部分が多かったり、少なかったり、またその濃淡はこれらの成分の多寡やシンカー時間に影響されるものと思われます。
FWの推論をわざわざ旧帝大の先生と院生さんが証明してくれました。
こちらはシンカーしていないレッドウッド、いわゆるサルベージ材(倒木や放置木など)です。
次回、右端の濃色部分も調べてもらおうっと。
旧家放出の極厚座卓からリクレイム(Reclaim=再生利用))したものです。
たまにレクイエム(鎮魂曲)と言い間違いされますが、そんな厳かな作業ではありません。
こってり塗装された表面からすんばらしい杢目が見てとれます。しかし、中は入り皮のキズが多く、およそ75%はおしゃかでした。
これでもかなりマシな方ですが、修整必至のワイルドバールです。
修整手間賃を差し引いて特価で販売中です。
こちらでお求めください。
同じ発音のようですが、かたや「固定された...」こなた「文房具」です。
この動画はオーストリアメーカーのStationary bandsawですが、一瞬、文房具用のバンドソーかと勘違いしたおバカFWでした。
ちなみに文房具stationeryはstationで売られていたのが語源だそうです。
水平式のバンドソー、かっこ良いですね~、ハードウッドにも使えるのかどうか知らんけど。
うちにとっては無用の長物ですが、ずっと動画見てられます。
Mobileタイプもあります。
これさえあればどこでも製材所です。
ちなみに当方の製材部門には昭和生まれのこいつを配備しております。
挽き割高MAX400mmなのでワンピースのボディ材なども苦じゃないです。オペレーターさんは大変そうですが。
丸太を楔割り(クォーターだけに4分割?)してから柾目に木取る方式をこう呼びます。
シュガーメイプルネックの場合、数年前まではフラットソーン=板目のご指定もあったのですが、今や少数派になりました。
FWでは、今や同じく超少数派の天然乾燥材でご用意します。
手間と時間を惜しまず仕上げた極みメイプルをお試しください。(ネーミングセンスが古い)
数年ぶりのギターサイズです。
エレキトップ、こんなん出ました。
アコギ材は、あっさり白梅系でどうぞ。
ペンブランクは紅梅のような濃厚色です。
色差は個体差であり樹種(学名)違いではありません。
FWのチューリップはすべて Dalbergia decipularis になります。
というと、トーンウッド的にはボディ材がオールコアモデルのアコギを指します。
側裏だけにコアを使ったKモデルよりハワイ風味が強くなり、それだけを収集するコアマニアも多いようです。
Kもあり〼。
お求めはこちらでどうぞ。
今年もこの季節がやってまいりました。
日本アマチュアウクレレビルダーズクラブさんの収穫が始まります。
FWは、年に数日だけオープンする木フェチカフェの主席用務員として在廊しております。
木フェチブレンドに加えて、本場ブラジルのコンペ優勝豆(お店なら@4ケタ円必至グレード)もハンドドリップで提供する予定です。
木は売ってませんが、西荻散策がてらお立ち寄りください。
お土産としていただいた和菓子の名前が「玉椿」
19世紀初頭から伝わる歴史深い銘菓とのことで、心して拝領しました。
その名の由来は椿の花に似た可憐な見た目と、特産の木綿ブランド「姫玉」の玉を掛けて姫路藩家老 河合寸翁が命名したとのこと。
歴史好きな方はこちらのコラムもご参照ください。
ほぼ、チョコレートハートにまみれたワイルド種です。
ウクレレサイズを数セット追加しました。
↓少しだけノーマル部分バージョン
この材は推定パプアニューギニア産ですが、果実は美味しくないようです。
通称”野良マンゴー”、果実はともかく、木味はなかなかイケてますよ。
ギターのヘッドストックを飾る薄板のことを指します。クラシックな日本語ですと天神板とか。
かなりの頻度で”突板”とも呼ばれますが、突板というのは木を鋭利な刃物で突いた(剥いた)シート状薄板(おもに0.25~0.6mm)のことです。
当方であつかうヘッドストックベニアは薄く挽き割った薄板になります。
お求めはこちらでどうぞ。
G社ヴィンテージお約束のホリーもあるでよ。
心材=ハートにビターチョコのような茶褐色のラインや柄が見られる個体をそう呼びます。
この部分をキャラクターとしてどう使うか、作り手さんのセンスが問われます。
これらはビッグアイランドことハワイ島産のマンゴー材です。
カミンスーンであります。
ご興味ありましたらお問い合わせください。
当方へ何かしらお尋ねいただく際、「お問合せ」欄から必須項目を入力の上、ご連絡いただくことが多いのですが、
メールで直接の場合もあります。
その際、お名前だけでなく携帯電話番号(ショートメール用に)なども付記していただくと助かります。
いただいたメルアドへの返信がエラーになる場合があって、そうなると返答の手段がないのです。
ご協力のほど、よろしくお願い致します。
の、インディアンローズウッド・アコギ材が完売しました。
前所有者の購入日であろうチョーク表記をうのみにすれば、シーズニング50年ということでしょうか。
バック&サイドで10セットほど入荷、お求めいただいたのは、ほとんどが1974年以降にお生まれの方でした。
で、最後の1セットのみ1973年生まれの方が買ってくださいました。毎度おおきに。
枯れたローズウッド、最高でした。
名器完成お祈り申し上げます。
の、マイクロランバー材を販売中です。
写真は小分けする際に出た木口のカットオフ、それぞれ個性的で捨てることができません。
これらは最大でも直径180mmくらい、ほとんどが100~150mm前後になります。
それでも樹齢3ケタ年近いと思われます。まったくの推定ですが。
化学的には木の中心と外側をそれぞれ放射性炭素測定して差を求めれば、それがおおよその樹齢になるそうです。
機会と資金があれば試してみたいですね。
【Holly】和名:西洋ヒイラギ(日本のヒイラギは葉っぱ形状が似ているだけで無関係)
FWで扱うホリーは100%アメリカン種 Ilex opaca になります。
たまに、「Holy」と勘違いされることもありますが、そこまで有難くはないです。
一般的に流通しているホリーは色が入っていたり、フシが点在しているものが多いです。
また、製材後の養生を怠ると直ぐにカビるんるんになります。
大きいサイズで色が綺麗、そして欠点が少ない個体はほんと希少なのです。
美白ホリーはlumberのままでも販売しています。
こちらでご覧ください。
季節外れのチューリップが入荷しました。
地色が濃いものや赤白コントラストの鮮やかなもの、そして楽器材に使えそうな幅広板も何枚かあります。
現物はウェアハウスでご覧いただけます。(追ってウェブでも販売予定です)
サプライヤーさんにこの木の在庫状況を確認したところ、
近頃はC国への輸出も始まったそうで、この先、在庫がどこまで保つか分からないと言われました。
彼の国のバイヤーに勝てる気はしませんが、とりあえず無くなるまでちびちび買い続けるつもりです。
9.24追記 小分け販売始めました。
19世紀初頭、欧米人によってフィリピンなどから持ち込まれたマンゴー。現在はフロリダで改良された品種が主だそうです。
材木としてのハワイ産の特徴は、なんといっても賑やかな杢を得られることでしょうか。
この個体はブックマッチ2枚からコンサートウクレレのボディ材が完璧マッチングで取れます。
残った部分でヘッドベニアなども取れるのでお買い得です。
こちらは連番6枚から2セット(テナー&コンサート or ソプラノなど)とれそうです。
マンゴー売場です。
腐りませんが、お早めにどうぞ。
FWではインディアンやアフリカン(カメルーン、ガボン)など真黒系を主に扱っております。
ソリッドブラックだけでなく、少しカラードしたもの、墨流し調などキャラクターが増えてきました。
写真のインディアンはヴァイオリンパーツのメーカーさんが製材、仕上げしたものになります。
指板売場はこちらです。
幅広の極上ベース指板がとれました。
お好み部分をトリミングして使ったり、複数のギター指板にするのもアリです。
本来、マグロ系のアフリカンエボニーですが、真っ黒さではどうしてもインディアン種に分があります。
その代わりと言ってはナンですが、白地部分との絡み=フィギュアドはおまかせください。
心材が赤みを帯びている木、いわゆるレッドハートな木はたくさんありますが、中でも特赤のサティーネさん。
柾目で切って思いっきりブラッディなフィンガーボード材(ギター&ベース)を作りました。
ベースフィンガーボードは4弦用です。多弦用(幅100mm前後)は板目でご用意できます。
詳しくはお問い合わせください。
今号の特集はギター・ソロ。
黙ってソロを弾いてくれ!と仰っております。
木材ネタもあります。
工房Pathさんによる「木材でナットを作ってみた!」
和洋数種類の材を試されています。どんな結果が出たのでしょうか。
特別付録のスコア集にはあの懐かしい曲も入っています。(何が懐かしいかは人それぞれですが)
ご要望により、ウクレレ材過去イチシリーズを少量追加しました。
このシリーズ、早くも原板在庫の底が見えてきましたので、ウェブ販売はこれにて一旦終売とさせていただきます。
終売と言いましても、コアがなくなるわけではありません。
もう少しリーズナブルなグレードも充実させてまいります。
台風に振り回された8月最終週でしたが、本日は久々の青空ですね。
新学期に合わせて罫書き用白鉛筆を新調しました。
最近は、長年愛用したカランダッシュ スプラカラーから国産uni アーテレーズに鞍替えしています。
芯質はかなり硬くなりますが、価格も半額以下でどこでも買えるので妥協しています。消しゴムで軽く消せるのもグーです。